松山英樹 新ドライバーにも不安なし
全米オープン(6月12~15日、米国ノースカロライナ州?パインハースト ナンバー2、7562ヤード、パー70)
米国?ノースカロライナ州のパインハースト ナンバー2で12日から開幕する全米オープン。日本からはザ?メモリアルトーナメントで米ツアー初優勝を遂げた松山英樹に加え、全米オープン最終予選を突破した谷口徹、宮里聖志、矢野東の4選手が参戦する。
ゼクシオ8アイアン 昨年初出場ながら10位タイに入った松山は、メジャー捕りに向けて先週の木曜日から練習ラウンドを開始し、8日までに2ラウンドを消化。9日の月曜日はラウンドはせずに、約3時間にわたって打撃練習とアプローチ、パッティングの調整を行った。
「いい調整ができていると思います」
3日後の開幕に向けていい状態をキープしているが、気になるのは、優勝したザ?メモリアルトーナメントの72ホール目にシャフトが折れてしまったドライバーだ。
今年の2月から使用してきた“エース”である。今回、そのヘッドにシャフトは差し替えておらず、同じヘットの〈ZR-30〉に、同じスペックのシャフトを入れたモノを先週から数本テストし、新たな“エース”探しを行っている。
テーラーメイドスライダー「(エースヘッドは)まだ使うか決めていません。いいサポートをしてもらっているので新しいドライバーも不安な状態ではありません」
ヘッドの個体差によるちょっとした違いがあるが、松山好みの新エースドライバー探しも問題なさそうだ。
なお、日本予選突破組の3選手は前週、日本ツアーの日本プロゴルフ選手権に出場していたため、コース入りは10日の火曜日からになる。